薬師寺 と 玄奘三蔵院 (奈良)
奈良 薬師寺の写真集です。
薬師寺(やくしじ)は、奈良県奈良市西ノ京町に所在する寺院で、興福寺とともに法相宗の大本山です。
南都七大寺のひとつに数えられ、本尊は薬師如来、開基(創立者)は天武天皇です。
1998年(平成10年)に古都奈良の貴重な文化財の一つとして、ユネスコより世界遺産に登録されています。初詣もすごい人出です。
薬師寺は天武9年(680年)、天武天皇の発願により、飛鳥の藤原京(奈良県橿原市城殿町)の地に造営されましたが、平城遷都後の8世紀初めに現在地の西ノ京に移転したものです。(移転前の飛鳥の薬師寺:本薬師寺の伽藍も10世紀頃までは引き続き存続していたそうです。)
20110526<使用カメラ:Nikon D3>
↓ 近鉄西ノ京駅に下車してすぐ近く(徒歩3分ほど)に薬師寺と玄奘三蔵院があります
↓ 薬師寺「興楽門」
↓ 受付にはこんな風流なものが置いてあります
↓ 国宝の五重塔
↓ 国宝薬師三尊像の「薬師如来」(その両側には同じく国宝の「日光菩薩」と「月光菩薩」が安置されています)
↓ 日光菩薩(薬師三尊像の一体・国宝)
↓ 月光菩薩(薬師三尊像の一体・国宝)
↓ 眩しいくらいにきれいな仏様の彌勒如来(みろくにょらい)です
↓ 地図をクリックすれば拡大します
玄奘三蔵院
玄奘三蔵院は薬師寺主要伽藍の北側にあり、1991年(平成3年)に建てられたもので「西遊記」に出てくる「三蔵法師」の玄奘三蔵を祀っています。
中には、日本画家平山郁夫が30年をかけて制作した、縦2.2メートル、長さが49メートル(13枚の合計)からなる「大唐西域壁画」があります。(残念ながら撮影禁止です)
門をくぐると、左右に白壁造りの建物があり、贅沢なほど広い敷地を持っています。
長い石畳の途中で薬師寺のほうを振り返ると、そこには木々の上からあの国宝の五重塔が覗いています。
これが、まさに絶景というもののひとつだと思います。
↓ 薬師寺の五重塔が見えます
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by kotomachi | 2011-06-20 12:15 | 奈良 薬師寺