太宰府 観世音寺

観世音寺は天智天皇が母の斉明天皇の冥福を祈り、80年の歳月をかけて天平18年(746)に建立した勅願寺。天平の創建時には七堂伽藍(しちどうがらん)を配した大寺院でした。
大宰府政庁域の東に接して創建されていたので「府大寺」と称されており、天平宝字5年(761)には境内に戒壇院が置かれ、西日本随一の寺院と言われていました。
現在は江戸時代初めに再建された本堂(講堂)と金堂が残るだけです。境内にある梵鐘(ぼんしょう)は、西暦681年に筑前国糟屋郡多々良で鋳造された日本最古の梵鐘で国宝になっています。
また、大きさ形状がそっくりの京都・妙心寺の梵鐘と兄弟鐘といわれ、この梵鐘の音は「日本音百景」のひとつにもなっています。
鐘楼の裏手には「観世音寺宝蔵」があり平安時代から鎌倉時代にかけての仏像13体(すべて重要文化財)などが展示されています。
<使用カメラ:Nikon D70s他>





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これが宝蔵です この中には5メートルを超す重要文化財指定の仏像などたくさん展示されています
ところで、そんなに大きな仏像をこの中に入れた方法をご存知ですか?
実は、屋根の一部をはずしてクレーンで搬入したそうです















観世音寺宝蔵 巨大な仏像が納められています ↓



宝蔵内の巨大仏像 国指定重要文化財です 発光なしで特別に撮影の許可をいただきました ↓











お参りが終わったあとで、もう一度ポーズをお願いしました ↓







↓ yahoo!地図です



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by kotomachi | 2006-02-16 13:35 | 太宰府 観世音寺 総編 | Comments(17)

このホームページはすばらしい。こんなにも多くの情報を掲載されるとは脱帽です。
我が教え子から紹介してもらっただけあって、感服しております。
観世音寺は昨年一年間かけてレポートにまとめたばかりでした。
いやいや素晴らしい。福岡の宝物殿にしましょうよ。
去年読んだ本に鐘のことがかかれてましたので、それを付け足しました。「俗の細道5」のコメント欄をごらんください。(今回はちゃんと名前に貼り付けできました。)
なにか知らないですが、ここへ来ると落ち着きます。横着を絵にかいたような者でも敬虔なきもちになれます。ありがとうございました。

今年もよろしくお願いします。
昨年、源氏物語に興味を持つきっかけになった友人が、年末、歓世音寺で、除夜の鐘を聞いて年を越すと言ってました。
私は、あたたかくなって行こうかと、思ってます。
その前に、どんなところかと思って、アクセスしました。
予想以上の素晴らしさに、感動です。
太宰府在住のテル坊さんが、うらやましい・・・
これからも、太宰府のステキな写真、おねがいしますね~♪
大宰府ってつくづく歴史的にも価値の高い所なんだなって改めて思います。
普段あまり接することの無い観世音菩薩像をじっくり拝見しました~
宝蔵内の巨大仏像 国指定重要文化財の貴重な写真、許可されて撮られたのですね。
十一面観世音菩薩像って超人的な頭の働きによって、人々の障害を取り除く観音様なんですってね。
素晴らしい意味ある観音様なのですね。
有難うございました~(^^)
しおり

それってあまりいいきもちのものではない、読者には。
どうぞ公開コメントに切り替えてください。
個人的なことだからと思ったのですが、でも、よく考えたらみなさんお聞きになりたいことかもしれないですから。
テルさん。四度目の投稿です。
今日そちらへ出かけます。
太宰府へいくのは十数年ぶりです。
菖蒲園の近くに文書館があるのですね。
そこで加川良+二人のコンサートがある。
それに行くのに、博多の友と太宰府駅で待ち合わせしました。
ところで、駐車場は博物館にありますか。
調べればいいですね。はいそうします。笑
ですが、地元の人ならアドバイスがきけるかと思って立ち寄りました。
きのう尋ねておけばよかった。
管理人より・・・非公開でいただいていましたが、ご本人のご指示により公開へ転写させていただきました
なお、非公開のチェックをなされた場合は管理者が公開への手続きはこのような方法しかできませんので、よろしくお願いいたします(時間の差異がありますが、どうかご了承ください)ありがとうございました
なお、ご質問の駐車場・・・専用の駐車場はありますが、土日はいつも満車になっているようで、天満宮の駐車場をご利用の方が多いようです


当日のことをご報告させていただきます。
車で太宰府へ行くのは初めてでした。
こんもりとした新緑の水城堤を横に見ながら太宰府駅へ。
駅員さんに聞き、博物館専用駐車場へいちどは行きました。
坂のむこうにあり、一山越えをしたような気分になるところですね。
しかも、列ができていました。
それで引き返し、参道手前の広い駐車場にとめました。
駐車券は山上憶良の歌が書かれた栞でした。
さすが、太宰府はちがうなあ。と感心しました。
(お礼も申し上げず、失礼いたしました。)
招待券をもらったので、古代九州博へいってまいりました。
こんどは最初から前回の境内参道ちかくの駐車場にとめました。
太宰府天満宮の鳥居で発見がありました。
なまえに張り付けます。(全九枚の写真記事のうちの一枚)
観世音寺散策では、苦悩の大黒天(憤怒の形相みたいに見えますよね)とも再会できました。うれしくてつい大黒天おまもり札を二枚もかいました。(一枚百円)
わが国最古の大黒天像はなんとつらそうなのでしょう。
おおわがともよ、しっかりせんかい。・・、と、かささぎはぽんと彼の肩を叩きたくなる。
隣で17歳の息子が『サイコ』ってふるーい洋画をみています。白黒。
で、ひょっこりと九州最古の王都太宰府のことを思い出しました。
最近、「むらさき」ってなまえの駅ができましたよね?
筑紫のその紫、まさに王都の証の地名です。
太宰府には連歌町って地名があると以前何かで読んだんですけど。
地名から連歌を巻いていた連歌所があったんだろうと想像します。
何かごぞんじでしたら、かささぎめに真っ先に教えて下さいませ。
太宰府連歌町で検索しますと、学者の研究書がヒットしました。...高!
太宰府、奥が深いですね。名前に「九州古代王都は太宰府から防衛上の理由でのちに筑後へ移動した説」をとるお方の興味深い文章をはりつけました。必読です。では、おげんきで。
管理人 渡辺しょうぞう
まことに鈍い反応からスタートしましたが、お陰様で『続 法隆寺は移築された』は少しずつ売れております。申し込み方法が少々面倒なことと、振込み後お届けという点がネックのようです。小学生の頃の文集委員に始まった本の編集が趣味という小生と、原稿を持ち込んでも断られる著者との絶妙なコラボの結果がこの本です。
2冊目の『現代を解く・長谷寺考』の試作版を大手出版社に提案しましたが、その気にはならないようです。無理も無いこととは思います。
その『現代を解く・長谷寺考』の残部もあと僅かです。大手は動きそうもありませんので、次の手を思案中です。
2011.11.11. 管理人 渡辺しょうぞう
