太宰府天満宮 飛梅伝説

901年(昌泰4)、時の右大臣であった菅原道真は、藤原氏の陰謀により突如大宰権帥に左遷されることになりました。
いよいよ故郷である都を離れる日、幼い頃より親しんできた自宅の庭の紅梅殿の梅に、
” 東風吹かば にほひおこせよ梅の花 あるじなしとて春なわすれそ ”
と詠いかけました。あるじ(道真)を慕った梅は、道真が太宰府に着くと、一夜のうちに道真の元へ飛んで来たといわれています。
これが有名な飛梅伝説ですが、もうひとつ別なお話があります。
伊勢度会(わたらい)の社人、白太夫という人が、道真を慕って大宰府に下る折、都の道真の邸宅に立ち寄り、夫人の便りとともに庭の梅を根分けして持ってきたそうです。道真は都から取り寄せたことをふせて、「梅が飛んできた」ということにした、ともいわれています。
飛梅は、もともと道真の配所であった榎社にありましたが、太宰府天満宮の造営後、本殿横の現在の場所に移されました。 (太宰府ミュージアムより)
20070211<使用カメラ:Nikon D70s>
早咲きの”飛梅”とその”飛梅”が見える境内の画像です
太宰府天満宮境内の右側に咲いている白梅が飛梅です



↓ 菅原道真公の筆法に「鳥点の筆法(伝菅原道真筆の五言絶句双幅。「落」の草冠等が鳥の形になっている)」なるものがありますが、これは心情を鳥に託したいという思いが込められているとのこと。係の方の話によれば、「飛梅」の前の立札は、この筆法を模したものだということです
鶯のような鳥の絵に見えますが、果たしてこの「飛梅」の文字の中に何羽の鳥が見えますか?















” 鮮やかな 紅の蕾に香りたつ まだ一輪の皇后の梅 ” 詠み人「テル」
咲き誇ったら、ますます色鮮やかさに加え、香り豊かに心を癒してくれそうですね ↓








暖かい日に、メジロも蜜を求めて来ています ↓

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by kotomachi | 2007-02-14 23:00 | 太宰府 飛梅伝説 | Comments(9)
噂には聞いていましたが、これが飛梅なんですね。
全体のは背景にも見入り、又マクロの梅はとても鮮明に背景を暈して撮ってありますね。
素敵でした。又じっくり見させて頂きますね♪

綺麗に丸く選定され手入れが行き届いてる様ですね。
まだ5分咲きって感じですね 御神木なのですね~
二つの伝説が書かれてましたが道真公を追って飛んできた話の方が
ロマンチックで素敵ですね。
梅の枝にメジロが・・・テルさんの為に飛んできてくれたのかも・・・(#^.^#)
皇后梅には沢山の蕾が開花準備スタンバイしてますね
満開時には素晴らしい香りなのでしょう。
たっぷり堪能させて頂きました。 有り難うございます。

それとも天満宮は何時もこんなに人がいっぱい?
梅の香り好きなんですよ。
でも、今年はリアル梅は未だ見てないの。
飛梅と天満宮の賑わいリポート教えてくれてアリガトウ!

飛梅と参拝の賑わい、そして梅の花の見事なアップ。素敵ですね。
近くでよく行ってるのに~~こうして見せてもらうと「うん、我が太宰府はいいところだなあ』って思ってしまいます。
それにしても梅は太宰府のシンボルの花だからかな。一家に一本梅の花って感じで、早春の太宰府の町並み、道筋はそぞろ歩くにもいいですね。天満宮には6千本の梅があるんですってね。
テルさんのお庭にも・・・梅はあるだろうなあ。

そろそろじゃあ無いのかな?と思うのですが、この時はまだちょっと早かったみたいですね~
11日でしたね~今日は19日・・・・どうかな?
現役の忙しさの中でお暇を見つけて撮りに行くのも大変ですよね。
可愛いメジロさんもバッチリ撮れていましたね。
今年の飛梅は観れるのかなぁ~(^^)
無理しないで下さいね~もしも撮れたら又来ま~す♪
いつも寄って下さり有難うございます。
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